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新聞奨学生になったきっかけ

好きな人がいた。
その人を追いかけるかたちで、東京に出てきた。

高校3年生の秋まで、自分が地元を離れるなんて
想像も出来なかった。

ましてや恐ろしくて1度も行ったことも行こうとも思った
ことがない『天下の東京』に自分が住むなんて本当に
ありえなかった。

でも、追いかけてしまった。
勢いで。

高校のときに付き合っていた人は、
関東の大学への推薦入学が初秋には決まっていた。

私は父親が失業してしまったこともあって、
3年になった春先には大学への進学をほとんど諦めていた。

「あ~来春には離れ離れになるんだなぁ」

実感は沸かなかったけど、遠距離恋愛には
自信がなかった。

10月の初め頃、高校のサンルームに
「新聞奨学生募集」のポスターが貼ってあるのを見て
本当に軽い気持ちで即「これだ!」と思い、
親にも相談せず、応募した。


奨学会から入会希望の用紙が届いてすぐに
必要事項を書いて速達で返信した。

それからまもなく、高校にわざわざ奨学会の方が
訪ねてきてくれて、親切に説明を受けた。

「これだ!」と思ったら、もうそれしかありえない。

高校の先生からの説得も、
父親からの猛烈な反対も、
もう私の耳には入ってこない。

入れるんなら、大学はこの際どこだっていい。
もらえる奨学金が多い大学に決めた。
一応他も受けたかったが、受験料の3万5千円が
高すぎる。。

進学クラスにいるとはいえ、全然勉強してない。
大学に受かるために勉強しないと!

東京、東京、東京、
大学、大学、大学。

あんなに怖がっていた『天下の東京』なのに
不思議と不安は全く感じなかった。

東京に出れば、彼の近くにいれる。
東京に出れば、親に迷惑かけずに大学だって行ける。

新聞配達?
なんかピンとこないけど、ポストに新聞、いれればいいんだよね?

前途揚揚。待ってろ東京。

大学に無事受かって、出発の日。
親は空港に見送りにはこなかった。

東京で住むところ?まだわかんないよ。
東京に行ったら連絡するよ。じゃぁね。
ちょっとそこまで遊びに行くみたいに家を出た。
ボストンバックひとつ持って。

新聞配達するだけで、
東京に住めて大学にも通える。
おいしい条件にめぐりあえたもんだ、て
その時は疑う余地もなかった。
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ぴょんきち

Author:ぴょんきち
未就学児2人を子育て中です。うっかりものの母ですが、自分も子供と一緒に成長していきたいな、としみじみ思う今日この頃です♪一度きりの人生、楽しまないとソンソンソン♪だな、と。

新聞奨学生をしながら葛藤していた大学時代の痛すぎる(笑)過去日記もひっそり公開中。

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