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ぴょんきち

Author:ぴょんきち
5年間新聞配達をして大学に通い、
苦学生(!)を装っていた時代もありましたが、
今はすっかりふぬけたダメダメ主婦に(苦笑)
なんとか自分のそのダメっぷりから抜け出したい!
と強く思う今日この頃です。


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DATE: CATEGORY:新聞奨学生時代。
新聞配達をしている時から大好きだった詩がある。

谷川俊太郎 作

『朝のリレー』

カムチャッカの若者が

きりんの夢を見ているとき

メキシコの娘は

朝もやの中でバスを待っている

ニューヨークの少女が

ほほえみながら寝がえりをうつとき

ローマの少年は

柱頭を染める朝陽にウインクする

この地球では

いつもどこかで朝がはじまっている



ぼくらは朝をリレーするのだ

経度から経度へと

そうしていわば交替で地球を守る

眠る前のひととき耳をすますと

どこか遠くで目覚まし時計のベルが鳴ってる

それはあなたの送った朝を

誰かがしっかりと受けとめた証拠なのだ

(谷川俊太郎詩集
「これが私の優しさです」集英社文庫より)


あたりがまだ真っ暗な深夜2時半から
新聞を配り始めて、

次第に薄明るく明けていく朝のにおいを
感じながら、とにかくメイトを走らせる。

誰かにバトンを渡してるわけでは
ないけれど、

朝起きたら新聞がちゃんとポストに
届いている事実が、

誰かの朝を演出してるようだと
少し思えた。


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