スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

お金がない!

新聞配達して働いてますけど…

お金がない!?

いやいや当時は経済観念が大幅に欠乏していたのです。

朝食にいつも千円以上お支払い。
お店から持たされる、パンとかおかずの入ったタッパーに
は目もくれず、毎朝、毎朝、せっせとコンビニに通って
いたわけなのです。

パンでしょ。
おにぎりでしょ。
ジュースでしょ。
たこ焼きでしょ。
プリンでしょ。

どーりで肉体労働を繰り返していても、
顔がパンパンなわけだ(汗)

というか、なんちゅう食生活を送っていたんだろう(汗)





スポンサーサイト

富士山

東京に来て最初に嬉しかったこと。

それは、富士山が見れたことだった。

私の田舎にも山はたっくさんありすぎるほど
あったが、東京に出てくるまで富士山ほど
高い山は見たことがなかったから。
当たり前だけど。

私の配達区域は、
よく晴れた日の早朝や風の強い日には、
遠くにきれいな形の富士山が見えた。

配属されて、
店の奥の部屋に住み始めるようになって、
店の仕事とプライベートの境はまったくと
いっていいほどなかった。

他の人の不着でも、
たびたび起こされ、届けにかり出された。
まぁ、お互い様ってことで。

不着を届けるのはブルーだったけど、
早朝の富士山は見ごたえがあって、
そのたびに得した気分になれた。

♪富士は日本一の山~♪

今でも、
富士山を見ると、メイトに乗りながら
横目で眺めたあの頃を鮮明に思い出す。












新聞屋時代も、生きることや死ぬことについて
さんざん考えたもんだったが、

流産の可能性を宣告されてからの一週間は、
ずーと「命」について考えていた。

ネットで、「流産」をキーワードに検索を
繰り返し、色々なサイトを読みあさり、
考えがまとまるはずもない頭を、そっと手で
抑えて、目をつぶって考えていた。

自分の命に対しては、もうどうにでもなれ!って
何度も思ってきたのに、

自分の中に宿った命に対しては、
なんとしても育って、そこに留まってほしい、と
切に思った。

妊娠が発覚したときに、喜べなかった自分を悔いた。
罰が当たったのか。


1日、1日がやたらと長い。

仕事にも、生活にも、身が入らない。

我慢できなくなって、
仕事を休んで1週間後には1日早い、5日後に病院に行った。
夫も仕事を半休してくれて付き添ってくれた。

いよいよ婦人科での検診の時。
夫も一緒に入ろうとして看護婦さんにとめられた。
1人で結果と向き合わなければならない。


診察室に入ると、前回とは違うお医者さんだった。

内診を受ける前に、カルテに目をやりながら、

「流産の可能性があるって言われたんだね」と
やんわりと言われた。

外に聞こえてるんじゃないかってくらい、
胸の鼓動が激しくなった。
ヒザはガクガク震えて、うまく歩けない。

内診を受け、
カーテンの向こうでエコーの画面を確認している
お医者さんの気配を感じる。

思わず、
「どうですか!?」と大声で聞いてしまった。

サッと
閉じていたカーテンが開かれて、
エコーの画面が目に入った。

まあるい塊がごにょごにょ動いている…
まるでカエルのたまごのように見えた。

「ちゃんと育ってるようですね」

「ありがとうございます!」

自分の恥ずかしい格好も忘れて、
何度も何度も頭を下げた。








言葉の脅威

心ない言葉は、こんなにも人の心を
深くて苦しい思いに引きずり込むものなのか―

妊娠がわかってから、2回目の検診で
私は凍りついた。


自宅や職場からも通いやすい総合病院の産婦人科に
通うことを決め、初診の日、夫とともに病院の待合室で
スポーツ新聞をみながら自分の番がくるのを待っていた。

前の日は阪神が試合に勝って、夫との会話も
はずんでいた。

妊娠が発覚して不安だった気持ちも、
前回の検診でエコー写真を渡され、
実際に小さな命の存在を目の当たりにすることで、
前向きなものへと変わっていった。

不安もあるけど、うっすらとした楽しみ。。
実感は沸かないけど、お腹の中に命があるんだ。。

待合室を見回すと、少子化、少子化とちまたで
騒がれているのが嘘みたいに妊婦で混雑している。

待つこと2時間、やっと名前を呼ばれた。

産婦人科検診といっても、4ヶ月までは
婦人科扱いなので、夫は一緒に同席することは
できないので、1人で診察室へ。

内診を受けてから、医者の前に座る。


唐突に、
「流産してるかもしれないね」
と言われた。

「え」

血の気がサーと引いていくのを感じ、
頭の中が真っ白になった。

医者の説明は続く。

「いやね、エコーに写ってる受精卵の形が長方形でしょ。
それって奇形なんだよね。来週あたり流れちゃうかも
しれないから覚悟しておいてね。流産っていうのは、
全然珍しいことじゃないんだよ。10人に2人は流産する
んだから。じゃぁ来週まで様子を見ようね。」

「え」

流産しないためには私はどうすればいいんですか?
流産してるかもしれないから覚悟しとけって、ちょっと
あまりに無神経な言い方なんじゃないですか?
流産してない可能性はどのくらいあるんですか?

頭の中で言いたいことがグルグル回るのだが、
言葉が出てこない。

そのまま診察室を後にする。

待合室で待っていた夫の顔をまともに見ることができない。
涙で目が潤んで、待合室にごった返すお腹の大きな妊婦さん達が
ぐにゃりと見えた。

とにかくここで泣くわけにはいかない。
急ぎ足というより半ば走って病院を出た。

駐車場までの道で、せきを切ったように嗚咽がもれた。
泣きじゃくりながら夫に説明をした。

夫は一言、言った。

「祈ろう」








妊娠発覚

「妊娠」っていうと、
お決まりなのが、

「うっ」
と口を手で押さえて
トイレに駆け込む姿だろうか。

え!?まさか!?つ、つわり!!??


そう、
私もそんなシュチュエーションで
妊娠なんぞが発覚するのかなぁと想像して
いたんだが、

私の場合は、妊娠に気づかずにカイロプラティックに
行って、

「あら~?お腹がなんか張ってますね」
の一言で、

ま、まさか~!!??

だった(笑)

バリバリお腹の張りをほぐしてもらっちゃったよ(汗)
や、やばい。

帰りに薬局で検査薬を買って帰宅。

陽性。

もいっちょ試してみても、陽性。

まぁ、そんなこんなで妊娠が発覚したわけです。
ご懐妊おめでと~(^^)

って嬉しくない!!(`△´;)
えっえっ!?やばいんじゃないの、転職したばっかりだしさ。
えっえっ!いやいやどうして想定外ですよ!!

旦那も家族もみんな喜んでくれているのに、
私はオロオロ涙が止まらない。
自分が親になるなんて、子供を産むなんて想像もできやしない。

数日後、
不安いっぱいで産婦人科へ。

無愛想なお医者さんがあまり抑揚のない声で言う。

「妊娠されてますね」

うわー!やっぱし!
うわー!どうしよう(´△`;)
胸はドキドキするわ、ヒザはガクガク震えるわ。

その時、一枚の写真を手渡された。。

「はい、これ、エコー写真ね」

そこには黒くて大きな子宮の中に、
ほんの小さい、ご飯粒のような白い点が写っていた。

不安で押しつぶされそうだった私は、
いっぺんにその神秘的な写真に目が釘付けになり、
しばし呆然と眺めていた。

「これが、命なんだ…」













最近の記事
カテゴリ
プロフィール

ぴょんきち

Author:ぴょんきち
未就学児2人を子育て中です。うっかりものの母ですが、自分も子供と一緒に成長していきたいな、としみじみ思う今日この頃です♪一度きりの人生、楽しまないとソンソンソン♪だな、と。

新聞奨学生をしながら葛藤していた大学時代の痛すぎる(笑)過去日記もひっそり公開中。

☆彡
FXニュース
リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。